ここでは、餅つきのやり方をご紹介します。
必要な餅つき道具を揃えてしまえば、意外と簡単に出来てしまいます。
昔ながらのお餅つき♪♪
大人になって忘れかけていた、
子供のころの純粋な気持ちを、思い出させてくれます。
もちろん、お子様には大変な思い出になるかと思われます・・・
1 もち米を用意しましょう。
もち米2升(2.8kg)で、
たこ焼き位の大きさのお餅が約100個、出来上がります。
2 もち米を洗米し、たっぷりの水につけておきます。
十分に吸水させてください(最低でも8時間)。
3 臼・杵をよく洗い、一晩、水につけておきます。
乾燥していますので、水に馴染ませてください。
前回の使用が1年前という場合などは、
熱湯消毒を、3~4回繰り返してから使用する方が良いでしょう。
4 せいろ布巾は、熱湯消毒し、干しておきます。
5 あんこ・きなこなど食材の準備も、前日に済ませておけば安心です。
きなこ、砂糖はザルでこすと、キメが細やかになり食感も滑らかになります
きなこ、砂糖の比率は、1:1.5程度がよいでしょう。
あんこは、お湯を足して少しのばすと、お餅にからみやすくなります。
1 とにかくお湯をたくさん使います。
常に、沸騰したお湯の準備をお願いします。
2 前日洗米した餅米は、つき始める1時間前にはざるにあげて水を切ります。
よく水を切らないと、蒸しあがりのもち米に差が出るような気がします。
3 うす・きねに熱湯を張り、温めます。
その際、せいろ布巾をかぶせると良いでしょう。
4 合いの手用の、水桶・しゃもじ・衛生手袋なども用意して下さい。
5 もち米をせいろで蒸します。
餅米は蒸すと膨れますので、せいろの容量の8分目までしか入れません。
ドーナツ状(真中をへこます)にしてもち米を入れると、早く蒸しあがります。
使用する道具にもよりますが、1段が15分程で蒸しあがります。
1 うすに張ったお湯を取り除き、布巾で拭きとります。
2 この時点で、あんこ・きなこ・のり等の食材の準備を終わらせておきます。
3 蒸し上がったもち米を、臼にあけます。
蒸しあがりは実際に食べてみて、赤飯くらいの硬さになったらOKです。
蒸しあがったもち米は、とても高温です。
取り扱いには、十分注意してください。
4 杵で、もち米をこねます。
男性2人で、うすを時計周りに動きながら行います。
米粒がつぶれて、もち米がカタマリになってきたら、搗き始めます。
この作業で、7割くらいまでお餅に近い状態に仕上げます。
5 つき手、合いの手は、リズム良くお願いします。
掛け声なんかあったら、最高です。
つき手は、杵のヘッドの重さを利用するイメージで。
1 出来上がったお餅は、一口大に丸めてください。
お餅を丸める際は、まるもち君が便利です。
もち米2升(2.8kg)で、たこ焼き位のお餅が約100個出来上がります。
2 あんこ、きなこ、納豆、のり、ずんだ、くるみ、よもぎ、桜海老など、
地方、家庭によって様々な味付けがございます。
あんころ餅(こし餡よりつぶ餡の方が、お餅に合います)
きなこ餅
いそべ餅
くるみ餅
からみ餅(大根おろし)
3 お雑煮、お汁粉、とん汁なども、喜ばれます。
4 食べきれないお餅は、お鏡餅・伸し餅などにしてください。
餅つきが終わった後の道具には、お餅、米粒などが付着しています。
すぐに洗浄しないと、なかなか落ちません。
道具に付着したお餅が固まる前に、お湯とたわしできれいに洗浄しましょう。
木製品ですので、洗剤は使用しないでください。
当店では、煮沸した後に、天日で乾燥させています。
翌年まで使用しない場合などは、
特に念入りに洗浄、天日干しを行ってください。
カビやひび割れの原因になります。
せいろなどは、乾燥後、新聞紙などにくるんで保管すると良いでしょう。